2015年1月の健康情報 肝臓の疲れ

こんにちは。野場貴之です。明けましておめでとうございます。本年も、宜しくお願いします。ところで年末年始はお酒を飲み過ぎてしまい、内臓の疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、アルコールと正しくつき合うための話をします。


主にはたらく臓器は肝臓です。
肝臓が処理できるアルコール量には限度があるので、適量を越えた飲酒をすると、肝臓はアルコールを分解しきれません。
1日の適量は一般的に「純アルコール量:約20~25g」程度の量です。お酒の席や酔いをほどよく楽しむためにも、お酒の適量を守りましょう。


「純アルコール量:約20~25g」とはどれくらい?
•ビール…中瓶1本(500ml)
•ワイン…2杯(240ml)
•日本酒…1合(180ml)
•焼酎…0.5合(90ml)
•ウィスキー…ダブル1杯(60ml)


肝臓をいたわる暮らしの習慣とは?
•週に2日は休肝日を作る。
•適量を守り、食事も一緒に摂る。
•妊娠中や授乳期には飲まない。
•強いお酒は、水などで薄めて飲む。
•飲酒後の運動、入浴は要注意。
•年に1回は健診を受ける。


肝臓に良い食事のアドバイス
肝臓の働きを助ける食材は、アサリ、シジミ、青魚、豆腐、豚レバー、オクラ、ナガイモなどです。中でも、アサリは肝臓の解毒作用を助け、豆腐は良質の植物性タンパク質を含み肝臓の機能を回復させます。