2016年3月の健康情報 肌荒れ・ニキビ対策

こんにちは。野場貴之です。暖かくなってきましたね。春先は、気候の変化によっての体調不良になりがちな時期です。不規則な生活やストレスによって、「肌荒れ」にもなりやすい時期です。今回は、肌荒れ・ニキビ対策について書きます。


■肌は約28日かけて新陳代謝を繰り返す
皮膚は、古い細胞と新しい細胞が常に入れ替わっています。その工程は「ターンオーバー」と呼ばれ、毛細血管から必要な栄養分と酸素を取り入れ、二酸化炭素と老廃物を排出します。新しくできた表皮細胞が垢として剥がれ落ちるのに、約28日かかります。


■肌荒れ・ニキビの原因
・偏った食生活…例えば、「ダイエットのためにタンパク質を避ける」といった事や、逆に、「肌に良いから野菜だけを食べる」といった事は、肌に悪影響です。


・便秘…便秘によって腸の動きが悪くなりますと、腸内細菌である悪玉菌が増加します。そして、硫化水素などの有害物質が生産されます。そしてそれらが腸から吸収され、さまざまな身体不調や、肌荒れ・ニキビを招きます。


・睡眠不足…人は眠っている間に成長ホルモンというホルモンが分泌され、それによって細胞が再生され、肌が修復します。ですので睡眠が不足する状態では身体の機能が十分に働かず、肌の再生がきちんと行われません。


・喫煙…喫煙をしますと毛細血管が収縮します。それによって酸素や栄養を取り込む事を妨げ、同時に老廃物のスムーズな排出も妨げます。


・ストレス…ストレスを感じますと免疫力が低下します。それにより、ニキビの原因菌が繁殖しやすくなります。