2016年4月の健康情報 未然に防ごう5月病

こんにちは。野場貴之です。暖かくなりましたね。春は、進学、新社会人、転職など、新しい事が始まる季節です。「心機一転、新しい環境で頑張るぞ!」と意気込んでいながらも、ゴールデンウィークを過ぎた辺りから、「どうもやる気が出ない…」「なんだか毎日が楽しくない…」といった症状が出てしまう人もいます。俗に言う「5月病」です。今回は、未然に5月病を防ぐための予防対策をまとめてみます。


■5月病とはどんな病気?
「やる気が出ない」「ネガティブな思考になる」「身体がだるい」「頭痛、腹痛がする」「食欲が低下する」「思考力、集中力が低下する」といった症状が現れます。ただ5月病は、正式な医学用語の名称ではありません。医療機関では「軽度のうつ」「適応障害」と診断されます。ただこれは一時的なもので、適度な休息で改善されます。改善されない場合は、『軽度のうつ』とは言えないので、医療機関に受診しましょう。


■5月病の原因は?
一言で言いますと、環境の変化によって身体への負担、心へのストレスが主な原因です。具体的には、「新しい環境に馴染めない」「新しい人間関係をうまく築けない」「新しい環境で思い描いていた理想と現実が違っていた」「次の目標を見失う」といった時に起きます。


■5月病にならないために
休みの日に、自分の好きな事をしましょう。そうする事によって感情をコントロールする「セロトニン」と言う神経伝達物質が脳内に分泌されます。あと食事で、一品を多く食べるのではなくて、品数の多い食事を心がけましょう。「セロトニン」の分泌をよりいっそう促します。その他、規則正しい生活習慣を心がけ、睡眠の質上げましょう。