目標設定をすることの大切さ

こんにちは。野場貴之です。今回も勝手ながら「私事」をつぶやかせて頂きます。


先月もらった年賀状で、「今年の目標」を書いている友達がいました。仕事で英語を使うらしく「目標TOEIC 600点!」と書いてありました。この目標の内容がどうこうではなく、「目標を掲げるという事」でハッと思い出した事があります。その事について書かせて頂きます。実は私は普段から自己成長に繋がるメルマガを読んでおりますが、そのメルマガに書かれていた事があります。


年の最初にその年の目標を設定する人としない人とでは、1年後の結果が大きく違ってくるという事が書かれていました。実際、ハーバード大学が10年前に卒業した母校の卒業生に対して、10年後の今現在の状況を知るために行ったアンケート調査があります。「卒業する時に将来の目標を決めていたか」という質問の回答は「明確な目標を設定していなかった」が84%、「目標を設定したが紙に記入していなかった」が13%、「明確な目標と具体的な行動計画を設定し、それを紙に記入して残していた」が3%、という結果でした。そして10年後である今現在の収入の状況ですが、「明確な目標を設定していなかった84%」と「目標を設定したが紙に記入していなかった13%」を比較しますと、後者の収入が前者の2倍という結果が出たそうです。さらに「明確な目標を設定していなかった84%」と「明確な目標と具体的な行動計画を設定し、それを紙に記入して残していた3%」を比較しますと、後者の収入が前者の10倍という結果が出たそうです。驚きですよね。これは1年の目標の話ではないですが、目標を設定すること、その決意を紙に残すことの重要性が伝わってくると思います。


あるコーチングをされておられる方が実践されている目標の決め方を、自分自身の勉強も兼ねて参考までにお伝えします。目標は「明確」「計測可能」「達成可能」「価値観に沿った」「時間軸のある」のが良いそうです。わかりやすく説明しますと、自分が立てた目標が、「人に説明してわかるかどうか?」「達成したか計測できるかどうか?」「物理的に達成可能かどうか?」「自分の価値観に沿ったものになっているかどうか?」「いつまでに達成するか時間を決めることができるかどうか?」といった、この5つに沿っている目標が良いそうです。


目標が決まれば、あとは達成するには何をやればいいのか?を意識して、日々の行動計画に落とし込んで取り組んでいけば、ただ闇雲に目標を立てるより、1年後に達成している可能性が上がるでしょう。私も友達に負けないように頑張っていきます。