意志の力に頼るのではなく、【環境を変える】
こんにちは。野場貴之です。今回も勝手ながら「私事」をつぶやかせて頂きます。
最近、借りていたDVDを返却したのですが、ちょっとした「気づき」がありました。ちょうど同じタイミングで、自分自身の成長に繋がるために読んでいるメルマガでも同じような事を言っていましたので、その話をさせて頂きます。
私は借りていたDVDの返却日を過ぎないように、メモを目につく所に置いたり、日々のスケジュールを書込んでいる手帳にメモをしたりします。一方、メモをするのが面倒だと思う人は、大切な用事などは、「とにかく忘れないように!」と、心を構えて忘れないように気をつける人もいます。このように人それぞれ、やる事や注意するポイントが違います。その点をふまえた上で、自己成長のメルマガの話をさせて頂きます。以下から、メルマガの内容です。
営業マン養成講座に参加した受講生達というのは、講座開始からの最初の1ヶ月目の時点では、ほとんどの方が「全く営業成績が伸びない」という状況です。そんな状況の中、2ヶ月目、3ヶ月目と時間が経過するとともに、一部の人達は成績が伸び始め、一部の人達は変わらず成績が伸びないといった、差が出始めます。成績が伸び始めたグループの彼らがした事は何でしょうか?彼らが成功した1番の要因は、「環境を変えた」からです。成功する人は、「必ず成績を上げると決意する」→「環境を変える」→「自分が変わっていく」という順番で自分を変えていきます。例えば、「無意味にTVのダラ見をして、大切な時間を3時間、4時間と浪費してしまうのは人生においての最大の損失だ!」と思ったとします。その時間を減らそうと決意したとします。でも「今日からTVを観る時間を20分以内にするぞ!」と決意したとしても、実際にはTVの視聴時間はなかなか減りません。なぜなら、「観ないという強い意志を持つ」という決意で変えようとしているからです。それは意志力に頼っていると言えます。意志の力では、子供のころから30年、40年と培ってきた長年の習慣にはとても勝てません。もし、本当に変えようと思うならば環境の方を変えるしかありません。
具体的には、TVを処分します。そうすれば、「今日からTVを観る時間を減らす」という目標は、100%、達成できます。人間には、恒常性という性質があり、「変わらないというのは居心地の良いこと」であり、「変わるというのは居心地の悪いこと」と認識する本能があります。だから、変わらない方が良い理由はたくさん思いついても、変わった方が良い理由というのはほとんど出てきません。(TVだって最新ニュースを入手できるよ!流行のファッションが分かるよ!人気のお笑いの最先端が分かるよ!などといった、TVを見続けることへの言い訳ばかり出てきます。)
人生を自分の思った通りに変えることができる人は、環境の方を自分の望むものに変えていきます。TVを見てしまう自分の心の弱さを修正しようと頑張るのではなくて、TV自体を捨ててしまって環境を変えることに頑張るのです。ポイントは、自分を変えようとして意志の力に頼るのではなく、【環境を変える】のです。古い自分を捨てて、新しい環境に進むしかない状況を作れば、もう行くしかないのですから、必ず、行けます。新しい環境での成功が待っています。