豊田市の鍼灸、マッサージで座骨神経痛の治療
座骨神経痛とは?
人体で最大の神経である座骨神経は、おしりから足の後面、かかとまでの皮膚感覚を支配しています。この座骨神経の元である神経が圧迫されることにより、その走行部位である、でん部から、もも後面、ふくらはぎにかけて走るような痛みやしびれがあり、時にはかかとから足の指まで痛みます。
座骨神経痛になる理由は?
【1】背骨の問題→椎間板や変形した骨が座骨神経を圧迫して痛みやしびれが出現します。(椎間板ヘルニア、すべり症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など)
【2】筋肉の問題→腰やお尻の筋肉が座骨神経を圧迫し痛みやしびれが出現します。(臀部、腰部の筋肉の緊張など)
【3】内臓などの問題→(うつ病、糖尿病、動脈硬化、腫瘍など)
座骨神経痛は気圧の変化(前線の通過)や飲酒などにより症状が悪化することがあります。また不安や怒りなどの感情は自律神経に影響を与え症状を悪くすることがあります。
座骨神経痛の予防法や対処法は?
原因にもよりますが、腰に負担をかけないことと、腰の筋肉を強化し、柔軟性を保つことが基本になります。
○同じ姿勢を長時間続けない。PCを使う事務仕事や長距離運転の場合、こまめに姿勢を変えるなどして、同じ姿勢をとらないよう心がけましょう。
○荷物の運搬や洗顔、掃除機をかけるときなどは、腰への負担が増すので要注意です。膝をうまく使って中腰の姿勢をできるだけ避けましょう。
○腰が沈み込む柔らかいベッドは避け、少し固めのベッドを使うとよいでしょう。痛む側を上に横向きに寝て、身体を丸めるエビ型の姿勢をとると楽です。
○高いヒールや硬い靴底の靴は、腰に負担がかかるのでなるべく使わないほうが良いでしょう。
<腰の筋肉強化、柔軟性向上>
○腹筋、背筋の強化(水泳、散歩などもいいです。)
○ストレッチ体操、腰痛体操は腰の柔軟性を向上させます。
勢いをつけずに、ゆっくりと行うことが大事です。
(参考までに、Wikipedia掲載の座骨神経痛の説明は――→「ここをクリック!」)