豊田市の鍼灸、マッサージで 冷え性の治療
冷え性とは?
西洋医学には冷え性という病名はありません。 しかし、鍼灸や漢方などの東洋医学では「冷え」はとても重要なキーワードです。冷える事によって液体は流れ、血のめぐりが悪くなり、身体に充分な栄養と体温が行かなくなります。冷え性は我慢していればいいものではありません。 冷え性によって引き起こされる症状がたくさんありますので我慢したり放っておかないようにしましょう。
冷え性の理由は?
普段なにげなくしている事、食べているもの、ストレスなど ちょっとしたことの積み重ねで身体の中はどんどん冷えが溜まってゆきます。まずは身体に冷えを溜め込まない努力が大切です。冷えをを招く主な原因は、下記の3点が挙げられます。
普段の服装
おなか、腰、足首など、くびれているところや首という名前の付くところが冷える服を着ていませんか?おなかには人間が生きて行くうえでとても大切な内臓がしまわれています。ここが冷えると身体は、手や足にあたたかい血液を送ることを止め、内臓にまず温かく栄養のある血液を送ろうとします。その結果、手や足が冷えてきます。腹巻や、スカーフ、レッグウォーマーなどを上手に使いましょう。
普段食べている物
なにげなく食べている物の中には、身体を冷やす働きを持ったものがあります。暑い真夏にちょっと頂くだけなら身体の熱を冷ますのに良いとは思いますが、
旬ではない食べ物や、南の国の果物など、一年中手に入るからと言って、好きなだけ食べていれば身体を冷やしてしまいます。なるべく旬の食べ物、日本で昔から食べられている物を口にする方が良いでしょう。
普段行っていること
普段同じ姿勢でいることが多いと血液の流れが悪くなります。体温は血液に乗って運ばれますから、動かないでいると暖かな体温が運ばれにくくなり冷えの原因になります。そして、動くことで筋肉からは熱が発生しますのでなるべく身体を動かすようにしましょう。(無理に激しい運動をするよりもウォーキングなど、毎日続けて出来る運動の方が良いでしょう。)また、ストレスも身体の血液の流れを悪くして冷えを招きます。自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
冷え性の予防法や対処法は?
冷え性の予防法や対処法には下記の3点が挙げられます。
基本はバランスの摂れた食事
まずは当たり前ですが、栄養のバランスの摂れた食事が基本です。偏った食べ方、何も食べないダイエットなどし過ぎると、体の代謝に必要な栄養が足りず、冷えたり低体温になることもあります。
冷たい物、甘い物は控え目に
ついつい美味しいからといって、間食に冷たいアイスクリームやドリンクばかり飲み、さらに冷たいめん類や、南国の果物ばかり食べていては、内臓が冷えてしまいます。内臓は冷えると働きが鈍くなりますし、冷えて体温が低下すると抵抗力が落ち、風邪やアレルギー症状などの病気になりがち。冷たいサラダよりは温野菜、ジュースよりはスープにするなど、冷えが気になる時には温かい物を摂るように心がけましょう。
冷たい物だけでなく、糖分を摂り過ぎると、血液中に血糖や中性脂肪が増えて、血行が悪くなり冷え招きます。絶対食べてはいけないと思うと辛いですけど、冷え症が気になる時は、ちょっと甘い物を控える、ということを心がけましょう。
血行をよくする物を積極的に摂る
ゴマやナッツ、納豆、カボチャなどに多く含まれているビタミンEは血行を良くする働きがあります。血行が良くなると部分的な冷え性が改善される場合があります。肉・魚・豆類などに多く含まれているタンパク質は、エネルギーとなる栄養素で、カラダを温めてくれます。レバーや貝類、大豆、ヒジキ等に多く含まれている鉄分は不足すると、貧血になり酸素が不足して抵抗力がなくなったり、体温のコントロールができなくなったりします。
(参考までに、Wikipedia掲載の 冷え性の説明は――→「ここをクリック!」)