豊田市の鍼灸、マッサージで膝痛の治療
膝痛とは?
「このごろ正座して立ち上がる時に膝が痛むから、つい『よっこらしょ』って言ってしまう。年には勝てないわねぇ。」と嘆く患者さんがいらっしゃいますが、まだまだ大丈夫です。年のせいだと諦めないで、正しい施術法に取り組んでください。このテストで2つ以上○がついた人は、なるべく早く膝の専門医(整形外科医)に見てもらうことをおすすめします。
□膝の曲げ伸ばしをすると音がする。(ゴリゴリ、ギュギュ、コツコツ・・・)
□階段を降りているときにカクンと力が抜けるように膝が折れる
□正座が苦痛になった。立ち上がるときに膝痛がある
□膝が完全に伸びきらない。床に足を伸ばしても膝の裏が床につかない
□まっすぐに立っても膝と膝のあいだが開いていてこぶし一つ以上はなれる
□正座がまったくできない
□運動のし始めに膝痛があるが、続けているうちに痛みがなくなる場合が多い
□膝を曲げるとおさらの上が張った感じ。はれているような感じがする
□膝の中に水を集めるように上のほうからしごき、もう一方の手でおさらをかるく押すと、こつこつとおさらが浮いた感じがする
□左右の膝の形がちがうようだ
□お皿が外側にずれるような感じがする
□膝がガクガクして、いつも不安定だ
膝痛の理由は?
膝痛は、確かに中年以上の女性に多く見られる症状(変形性膝関節症)ですが、中にはスポーツで膝を痛めてしまった若い人もいます。変形性膝関節症は中高年の女性に多いことから、一般に老化が関連しているといわれていますが、正確には関節軟骨の損傷は老化ではなく、筋力が十分ではなくなってくることから変形性膝関節症に進んでいくことが多いのです。
また若い人でも、変形性膝関節症の障害を起こす人のほとんどに「外反母趾」がみられます。先のとがったハイヒールなどを履くことで、足の親指のつけ根が外側に曲がってしまう症状で、変形性膝関節症の原因になります。
膝痛の予防法や対処法は?
正しい歩き方の知識を知って正しいクセをつけて下さい。人間の足裏は「かかと」「小指の付け根」「親指先」の3点歩行が基本です。土踏まずの縦アーチが衝撃を吸収し、親指の付け根から小指にかけての横アーチが体の横揺れを効率的に防ぐような構造に作られているからです。足裏の3点をかかと50%、小指の付け根25%、親指25%の比率で同時に着地する。これが膝への「過剰な衝撃」を防ぐ正しい歩き方です。また、激しい運動やジョギングは良くないですが、水泳や自転車など、体重が関節の負担にならないのが利点。スポーツをして体重を減らすのも効果的です。
(参考までに、Wikipedia掲載の 膝痛の説明は――→「ここをクリック!」)